休講対応でCourse N@viを活用したい

早稲田大学では、2007年度の麻疹による全学休講、2009年度の新型インフルエンザの流行、2011年度の東日本大震災による授業開始日の延期等の際にも、Course N@viの活用が授業補完の手段の一つとして推奨されました。
Course N@viを休講対応として活用する場合、早稲田大学では、

  • 担当教員から学生に教材や課題の提示があること。
  • 学生から課題提出の機会、および提出課題に対する担当教員からのフィードバックがあること。
  • 学生の意見交換や質問の機会が確保されていること。

以上の3点を満たしていれば1回分の授業として扱うことを認めています。
それぞれ、以下のようにCourse N@vi上の機能を活用します。

Course N@viの機能を利用して教材を提示し、内容に関して課題を課す

Course N@viの「資料コンテンツ」や、「オンデマンドコンテンツ」といった機能を活用し、学生に対して教材を提示します。また、教材の内容に関しては課題を提示します。
教材は、PDFやWordファイルなどの文章ファイルでも、音声や動画ファイルでも、どのような形式でも構いません。「動画や音声コンテンツを履修者のみに公開したい」で紹介しているように、音声・動画ファイルを公開する方法もありますし、「自身で手軽に動画コンテンツを作成したい」で紹介している方法で動画コンテンツを手軽に自作することも可能です。

Course N@viの機能を利用して課題を受け付け、フィードバックを返す

提示した教材に対する課題は、「レポート」や「小テスト」といった機能を活用して提示します。課題提出も受け付けることが可能です。Course N@viを通じて課題を受け付けることで、提出課題一元管理や、ファイルの一括ダウンロードや評価など、多彩な機能を利用することができます。効率的な管理機能に関しては、他の「授業運営を効率化したい」の項目もご参照ください。
また、課題は受け付けるだけでなく、内容に関して小テストやレポートのコメント機能を利用してフィードバックを返す必要があります。詳しくは「提出課題に対するコメントをフィードバックしたい」をご覧ください。
なおフィードバックは、翌週以降に教室で授業を行う場合、教場で行っても構いません。

Course N@viの機能を利用して学生間の議論や教員への質問の機会を設ける

学生間の議論の場としては、BBSやチャットルームを設置します。BBSはただ設置しただけではなかなか活性化しないので、「ディスカッションを活性化したい」の活性化案もご参照ください。
教員に対する質問は、個人メール等で受け付ける方法もありますが、Course N@viでの実施も可能です。質問用にBBSを設置しての利用や、連絡先を公開せずにメッセージを受け取ることができる私書箱機能がご利用になれます。
また、これらは議論や質疑応答はCourse N@vi上だけで完結させる必要はなく、教場での授業実施の機会に行っても問題ありません。

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