オープンキャンパストークライブ第2回公演!

お知らせ

皆さんこんにちは、先進理工学部2年のKです
早稲田大学では8/4,5にオープンキャンパスが開催されました!
今回のなびlogでは現役早大生によるトークライブ『WA・WA・WASEDA』第2回公演のダイジェスト版をお送りしたいと思います

1.パネリストの自己紹介

浅見隆平 人間科学部人間情報科学科4年(専攻:情報メディア教育(分野:教育工学))

秋本敏之介 先進理工学部物理学科2年

小津泰生 基幹理工学部電子物理システム学科(副専攻: 情報)4年

上原崇雅 教育学部理学科地球科学専修2年

郭逸凡 政治経済学部国際政治経済学科4年

2.学部セクション

 2.1 現在所属している学部学科を選んだ理由

浅見さん
【学部を選んだ理由】現在、情報化やグローバル化によって社会のニーズは多様化し、業界や業種の垣根を越えた新たなビジネスモデルが増加している。そのニーズに対応するには経済学や法学といった学問体系に縛られず多様な学びに触れる必要があると考え、文理問わずあらゆる分野を総合的に学べる人間科学部を選択した。

【学科を選んだ理由】現在の研究領域である教育工学が学べるため。高校生時代、私は教師になりたいと考えており、教育を学ぶには教育学部に進学するしかないと考えていた。しかし、当時の担任の先生から、実は文系的な教育課題に対し理系の工学的なアプローチで臨む「教育工学」が人間情報科学科で学べると伺った。学部を選んだ理由でも述べたとおり、多様化する社会に柔軟に対応していける文理融合性に魅力を感じ、現在の学科を志望した。

秋本さん
高校生の時に友達に物理を教えたのをきっかけに、物理にはまり、物理の問題を解くのが楽しくなり、物理に興味を持ったから。

小津さん
物理と情報に興味があり、2年生に上がる段階で進路を選べるカリキュラムだったから。

上原さん
・大学入試の試験科目数が3科目で済んだから。
・理系だが早稲田キャンパスにあるため楽しそうだったから。
・センター試験の勉強を中心にやっていたので早稲田大学の過去問をみたときに理工学部の問題は解ける気がしなかったが、教育学部の問題はまだ頑張れそうだと思ったから。
・数学科は数学が2倍になるので数学を失敗した時の不安があった。また、地球科学専修は生物学専修と比べて合格最低点が一番低かったから。

郭さん
・政治と経済両方学べることに魅力を感じたから
・憧れの先輩がいたから(塾の担任の先生)
・建物が綺麗だから

2.2 各学部・学科の特色や魅力について

浅見さん
自分の学科領域に捉われずに多様な学びができる点。名目上は3学科の内の一つに所属することになるが、普段の授業において他学科の授業を取ることは勿論のこと、他学科のゼミに所属することも可能。実際に私の所属するゼミは人間情報科学科のゼミだが、他学科の同級生も所属している。
また、一番面白かった授業は、『情報メディア教育論』。この授業ではVRやAR、ゲーム、ロボット、映像などのICT技術を用いて、どう学習にこれらの技術を寄与できるかなどを学び、体験し、話し合う。様々な最新技術を体験できてとても楽しい授業。

秋本さん
・他大学に比べて、研究室が多くあり、その選択肢の多さのおかげで、自分のやりたいこと(自分のやりたい研究)を見つけることができる。
面白かった授業は体育のストレッチングと教職科目の特別活動論(みんなで一緒に高尾山に登る)。

小津さん
・進振がある、副専攻制度があり様々なことを学べる。学部の副専攻をとっているため、GECの副専攻はとっていない。
・授業は様々な分野をカバーしている。
・他学科・理工の他学部に興味がある授業があれば、気楽に他学部・他学科聴講ができる。

上原さん
・教育学部だが先生にならなくてもいい。
・理系だけど早稲田キャンパスに通うので早稲田生という実感が大きい
・共通科目、語学の授業は専修問わずに受けるため、文系学生とも多く交流がもてる。
・地球科学専修は主に地学を担当。
・生物学専修には所属していないが、サークルの先輩をみるとレポートが多くとても大変そう。それに対して地球科学専修は比較的楽で、理工学部よりは全然楽。文系よりは大変。

郭さん
・校舎がとにかく綺麗
・カリキュラムがかなり自由(国際政経生限定)、他学部やオープンの授業たくさんとれる
・教授がすごい(海外大Phd出身者が多い)
・真面目な人が多い(そうでない人もたくさんいるが)
・意識高い人が多い
・意外と国際的(留学生・帰国生が多い)
・面白い授業は、「たくましい知性を鍛える」など。
・大隈塾。早稲田の名物授業。田原総一郎さんが塾頭を務められていて、毎週有名人がゲストスピーカーとして来る。去年はホリエモン、蓮舫など、今年は原晋さん、落合陽一さん、石破茂さんなどかなり豪華な講師陣が毎週授業にやってくる。
・授業の運営も全部学生がやっているので、様々な能力が鍛えられる(リーダーシップなど)

3.課外活動のセクション

浅見さん
①早稲田大学所沢キャンパス祭実行委員会
私は“参加団体局”という当日学園祭に参加したい団体と学園祭をつなぐ部署に所属していた。その中でステージ企画を担当し、各パフォーマンスサークルの出演申し込みから当日までのサポートや、業者・大学との打ち合わせを行いステージ舞台や音響照明電力といったハード面からの運営を行った。

②インドネシアでの日本語教師生活
インドネシアに赴き、現地の高校にて日本語教師のボランティア活動を1ヶ月間勤めた。現地では生徒の家にホームステイをしながら生徒3学年800人以上に対し日本語指導を行った。

それぞれのやりがいは、
①・早稲田祭や理工展と違い歴史が浅く発展途上であるため、新人のうちから多くの企画で主力になることができる・自分の意見がよければとこ祭の新しい企画に発展するところ

②・最初はうまく指導ができずに悩む日々が続いたが、生徒や同僚の先生方と交流を重ねて彼らの考えや意見を日々の日本語指導に取り入れていく内に段々とスムーズに指導が進むようになること。

秋本さん
・3大祭り(早稲田祭、稲門祭、地球感謝祭)でのごみ分別指導
新歓でのビラ拾い&呼びかけ
早慶サッカーでのごみ分別指導

ごみ分別指導をして、来客者にごみ分別ができるようにさせるのが目的であるが、サークルの仕事をして、早稲田大学の関係者の人達に感謝されることがやりがい。

小津さん
ティーチングアシスタント(講師の補助をしたりすること)

上原さん
①早大生の科目情報誌を発行するマイルストーン編集会に所属。
2人に1人が買う科目情報誌の制作に関与した。自分の部署はサークル情報部署。今年はプログラミングを勉強しているのもあり、WEB情報部署に転部。マイルストーンのフリーペーパー、情報更新、データ管理などをWEBで扱う。
②早稲田バーベルクラブでのトレーニング
去年の早稲田祭で行われるボディビルディングコンテストのミスター早稲田では渉外を担当。渉外は協賛企業の継続に支援をお願いしたり、新規開拓を行う。ちなみにミスター早稲田の渉外は協賛企業からプロテインをメインにもらう。
③いちご大福研究会でポスターなど広報物を制作、東西戦早稲田駅にポスターが掲載。
④東京スイーツでの活動
東京スイーツはスイーツサークルで自由が丘、表参道などのスイーツ点を巡ったり、高級スイーツをみんなでお金を出し合って買って食べるなどの活動をしている。
⑤教育学部図書部という学生読書室の運営を手伝うボランティアサークルに所属
主な仕事は本を元に戻す返書作業と、年に1回借りられていない古い本を捨てる書架整理、月に1度図書館にいれる本を選ぶ選書作業。

郭さん
①早稲田祭運営スタッフ
・早稲田祭公式サイトを作った。
②ゼミ活動(海外合宿・ディベート・企業研究)
ゼミのテーマは人的資源管理学(簡単に言うと企業の人事制度や組織制度について)
・海外合宿:タイで一週間をかけて、現地日系企業を訪問し、駐在員をインタビュー
することで、日系企業の海外オペレーションの実態を知る
・ディベート:立教大学と毎年ディベート試合を行っている。(立教大学の公式イベントになったらしい)
・企業研究:企業に協力してもらい、ゼミ生が学んだ知識を生かして、企業の人事担当者に人事課題に対して提案を行い、フィードバックをもらった

4.Q&Aセクション
 4.1 所沢キャンパス、西早稲田キャンパスそれぞれのキャンパスの特色とは?

浅見さん
所沢キャンパスの特色は、
・緑あふれる豊かな自然と通っている人数が少ないこと。授業後にキャンパスのBBQ場でBBQをしたり、授業の合間にテニスコートでテニスをしたり、天気のいい日は芝生でご飯食べることもよくある。この頃は蛍のシーズンなので、夜に蛍を見にいったりもしていた。
・大学で友人とすれ違わないときはない。友達の友達は自分の友達だったなんてことはよくある。

秋本さん、小津さん
西早稲田キャンパスの特色は、
・静かで、ガヤガヤしていない
・勉強しやすい環境
・理工っぽいデザイン
・西早稲田駅から歩いて近い
・24時間立ち入ることができる
・食堂が19:30までやっている

4.2 受験勉強はどのようなものだったか?

浅見さん
・得意科目の『英語』を自分の中の絶対的な武器にしようと特に注力して勉強していた。文法書や単語帳などは勿論のこと、大好きなハリーポッターシリーズの洋書版を購入し、息抜きとして読んでいた。そこで新しい単語や文法表現、言い回しなどを日々確認できていたのがだいぶ力になったのではないかと考えている。
・一方で、苦手科目は『世界史』で高校3年生の10月には偏差値が20台で、先生からも呆れられていた。流石にまずいと感じて、毎日各歴史の年表を作り、流れ
を汲むことを重視した結果、無事点数が伸びていきセンター試験や早稲田の入試でもだいぶ助けられた。

秋本さん
高校生になって、高校デビューしようと思って過ごしていたら、いつの間にか勉強友達をつくり、毎日勉強漬けという感じだった。

上原さん
・センターレベルをしっかりと、センターレベルができればMARCHは安心。特に理科はセンターで8~9割程度とれれば中堅大学で差をつけられるほど低くはないと思う。実際にセンターレベルを徹底的におこなったおかげか、中堅薬科大学は過去問を2、3年少しやって受けにいっても問題はなかった。
・基本の勉強は過去問を中心に問題演習。大学が違っていても国立大学の数学はセンターに毛が生えた標準問題が多く、計算ミスをしないように解くことが基本学力の向上に繋がった。自分が受けた2017年度の教育学部の問題にはセンターレベルのベクトルの問題が出題されていた。
・まずは最低限MARCHに合格するレベルを確保して、早稲田の問題にも臨む。基礎は大事。あと自分は苦手だったが英語は確実にとれるようにしておきたいところ。

5.受験生へのメッセージ

浅見さん
高校3年生の方は受験勉強の息抜きに遊びにいく感覚で、様々な大学のオープンキャンパスや学園祭、サークルのイベント・講演などを通じて学生生活を肌で感じ取ってください!そこで入学後を想像して私はモチベーションを上げていました!夏本番でだんだんとストレスが溜まってくる頃ですが、勉強だけに缶詰にならずに頑張ってください!応援しています!そして、人間科学部やスポーツ科学部に興味があったら、ぜひ10月28日(日)にある所沢キャンパス祭にもいらしてください!所沢で待ってます!

秋本さん
早稲田大学へ入りたい気持ちを勉強のやる気に変えて頑張ってください!

小津さん
入試を楽に通過したいのであれば、英語を勉強したほうが良い。(入学者には、英語で受かる人と、数学・理科で得点を稼ぐ人の2種類いる)公開されているシラバス・科目登録冊子を参照して、入学後の時間割を作ってみるとイメージがわくかもしれない。

上原さん
自分は大学受験の際に早稲田大学に進学するまでに2浪しました。入学前は自分の年齢でも馴染めるか不安でしたが、何も問題ありませんでした。早稲田動物園のレッサーパンダかのごとく珍しがられ、重宝されます。一家に一台、一サークルに2浪なのかもしれません。何が言いたいのかと言うと大学受験で多少浪人回数を重ねようが、そこまで絶望しなくていいってことです。みなさんが自分に悔いの残らない形で大学受験を終わらせられることができるよう応援しています。

郭さん
早稲田は様々なリソースが整えていて、どんな人でも居場所が見つかる環境ではあると思いますので、ぜひ早稲田に入っていろんなことにチャレンジしながら大学生活を楽しんでください!

パネリストの皆様本当にありがとうございました!
このトークライブを通じて早稲田大学の魅力が皆さんに伝わることを願っています。