私が今の学部に決めた理由~教育学部編~

学部の選び方, 夏休み特別号!, 受験勉強

こんにちは!教育学部社会学科地歴専修のH.Uです!

今回は僕がなぜ教育学部を選んだのか、その理由についてお話ししたいと思います。

教育学部には大きく7つの学科があり、さらに細かく8つの専修に分類できます。ここからもお分かりの通り、教育学部はより専門的な分野に特化した学びを行うことのできる学部です。そのため、入学する前から自分は大学でどのような勉強がしたいかというビジョンをしっかりと持って学科や専修を選ぶのが理想だと思います。特に将来教員の資格を取り、先生になりたい!という意思がある人はなおさらです・・

では、なぜ僕が社会学科そして地歴専修を選んだかというと、ズバリ中学時代の恩師の影響です。

その方は歴史(日本史)の教師だったのですが、とにかくユニークな授業をすることで有名でした。NHKの「その時歴史が動いた」をひたすら流す授業、実際の古美術品(先生のコレクション)に触れてみる授業、近くの神社や史跡などを回る課外授業など、挙げればきりがありません。また中学校の教師には珍しく、テストよりも生徒が自分で書くレポートを非常に重要視されていました。実際に見て触れて、表現するというこれらの授業はただ用語や年代を覚えるだけ、といった僕の中の退屈な歴史のイメージを一変させました。

やがて高校に進み、進路を決めるにあたって、自分は大学で何をしたいのだろう?と思い始めたとき、真っ先に浮かんだのはその体験でした。どうせなら大学に行って自分の興味が持てるもの、好きなものを学びたい!それならやはり社会科だろう・・・

また教員免許を取ってみたいという想いもありました

これらの希望に当てはまるのがこの学科であったということです。それなら別に早稲田大学の教育学部である必要はないのでは?とお思いの方もいるかもしれません。しかし国公立をはじめとする多くの大学では、「教育学部」というと最初から教員の養成を前提としたものであることが多いのです。一方、早稲田大学の教育学部は教職課程を取るか取らないかという選択は個人に任され、一般企業への就職を志す人も少なくありません。つまり、それだけ将来的な選択肢が広がるといえるでしょう

必修の授業も比較的多く、大変な部分もありますが。自分が望んだ分野だ、と思えば苦になることは正直あまりないです。

 

最後に、行きたい学部を絞り込む、というのはかなり大変なことであるかもしれません。

でも、漠然とああしたい、こうしたいと思うよりも、

こうなりたい!という強い目的があったほうがより頑張れると思いませんか

以上、八月ももう残り少ないですが、夏バテしないように気を付けて下さい!